2012年3月アーカイブ

3月11日に開催されたシンポジウムの報告記事が秋田さきがけに掲載されましたので報告します。
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さきがけ on the Web にも詳細が公開中です。

株式会社 風の王国の社長として山本が自然エネルギー関連部門の基調報告をさせて頂きました。
基調報告の内容は以下の紙面をクリックしてご覧下さい。
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パネルディスカッションでの山本の発言内容の抜粋は以下となります。
メンバー
◇国土交通省道路局官房審議官     吉崎収さん
◇風力発電事業会社・風の王国社長   山本久博
◇JR東日本総合企画本部観光戦略室長 最明仁さん
◇秋田大学地域創生センター准教授・地域防災部門長 水田敏彦さん
コーディネーター
◇秋田魁新報社編集局長     佐川博之さん

 佐川 大震災で浮き彫りになったものは。
 山本 震災直後、被災地は想像を絶する状況だった。被災地はすぐ近くにあるという事実を共有し、次の災害に秋田も備えなければならない。中東から原油を買うには年間10兆円もの費用が掛かるとされる。一刻も早く原子力に頼らず国産エネルギーを使う時代をつくるべきだ。次世代のためにスイッチを切り替えないといけない。これは我々みんなが負った責任だ。

 佐川 東北再生に向けて秋田が果たすべき役割は。
 山本 やはり、我々自身が元気になることが大切だ。支援の気持ちがあっても、懐が厳しくお金を使えないというのが今の秋田の経済状況。可処分所得を増やすため、仕事や雇用をたくさんつくらないといけない。秋田には安全な食糧がある。安全なエネルギーもつくれるようになれば、貧しいままでいる理由はない。今できることはたくさんある。

 佐川 秋田県の前進には、どういう戦略を描くべきか。
 山本 自然エネルギーの潜在力を生かすべきだ。日本全体が自然エネルギーを必要としている。秋田につくる力があるのだがら、つくればいい。我々が今すべきことは、そのエネルギーをみんなのために役立てられる仕組みづくり。これまでそうした事業は大手企業が手掛けてきたが、主体は地方にあるべきだ。動ける人は行動するようお願いしたい。
3月9日号の「週刊アキタ」に風の王国PJTの経過が詳しく紹介された。
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本日3月8日の秋田さきがけ新聞に表記の記事が掲載されましたのでお知らせします。
風の王国が進めている地域主導型の風力発電事業のモデルともいえる今回の取り組みで、大潟村の方達が主体になって事業を進めて行く予定です。
もちろん風の王国の三原則(12/29のブログ参照)に沿った形の事業を目指す事になりますが、村の方達の総意がそこにある事も、そして環境や農業との調和も含め、全ての条件がクリア出来る事を目指します。
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太陽と新エネルギーシステム専門誌「Solar Systems」の127号に「風の王国PJT」の最新レポートが掲載されました。詳細はこちらから・・・
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この専門誌は日本で唯一の太陽光発電の専門誌として、20年前から秋田県のソーラーカーレースを支えて頂いた経緯があり、今回は風力発電の「風の王国PJT」ではあるものの、秋田県と大潟村の昔を良く知っている編集者ならではの新しい切り口のレポートとなっています。


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